赤ちゃんが蕁麻疹を起こしてしまったら

食品や皮膚への刺激によって起こる症状

蕁麻疹(じんましん)は赤ちゃんの肌に頻繁に起こる症状です。
皮膚の一部に赤く盛り上がった発疹ができるのが特徴で、突然発生して強いかゆみを伴います。

発疹の大きさは大小さまざまで、表面が平らで全体的に盛り上がります。
皮膚表面以外にも口の中や喉といった粘膜部分にできることもあり、数分~数時間くらい安静にしていることで自然に消えてくれるのが一般的です。

しかし重度のものになると発疹が1日近く出たままになってしまったり、呼吸困難やアナフィラキシーショックなど生命の危機につながる重篤な症状になってしまうこともあります。

赤ちゃんの蕁麻疹についてはまだ解明されていない部分もあるのですが、ほとんどの場合原因として考えられるのは食品もしくは皮膚への化学的な刺激です。

特に食物アレルギーによる蕁麻疹はここ近年急増しており、その後の健康管理のためにも発症をしたときにはきちんと前後の行動を確認する必要があります。

食品以外にも飲み薬や日光、汗、気温の変化、小さな傷といった刺激が引き金になってしまうことがありますので、小児科に行く前に前後に口にしたものなどを一緒に持っていくようにしましょう。

かゆみが強い場合には投薬をすることも

赤ちゃんは健康体であっても大人に比べて免疫力が低いので、ちょっとしたことがきっかけで蕁麻疹になってしまうことがあります。

軽度の蕁麻疹であれば安静にしていると数分くらいで回復するので、一応気をつける必要はあってもそれほど深刻に考えることはありません。

食物アレルギーや皮膚刺激も大人になって体が作られてくることで自然に治っていくというケースがほとんどです。

もし頻繁に蕁麻疹が出るようなら、濡れタオルを発疹に優しく当ててかゆみが治まるのを待ってあげるようにしましょう。

赤ちゃんはかゆみを我慢するのが苦手ですので、皮膚を掻きむしって症状を悪化させないためにも皮膚を守ってあげることが大切です。

症状が重度な蕁麻疹になるとなかなか発疹が消えなかったり、かゆみのために不機嫌になってしまうということもあるでしょう。

そうした場合には一旦病院に連れていき、必要に応じてかゆみ止めの薬を処方してもらうようにします。
赤ちゃんのかゆみ止めに使用されるのは抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などです。

食品や皮膚刺激のような外的な要因だけでなく、赤ちゃんが強いストレスを感じているときにも蕁麻疹は頻繁に発生します。

生活のリズムが崩れて睡眠時間が十分に確保することができなかったり、身につけている下着やおむつが汚れたままになっているとそれが蕁麻疹を誘発してしまうのです。

繰り返し蕁麻疹を起こさないためにも、発症をしたときには育児日記に記録をするなどしてパターンを観察しましょう。