便秘症状が見られた時の対処法

赤ちゃんの成長とうんちの関係

赤ちゃんの健康状態を把握するために非常に重要になるのがうんちの様子です。
生まれてからしばらくの間、赤ちゃんは満足に自分の意思を口にすることができませんから、保護者である周囲の大人たちは普段の様子を細かく観察して健康状態を把握してあげなくてはいけません。

その中でも特に顕著に健康状態が現れるのがうんちです。
生まれてすぐから赤ちゃんはオムツを身につけることとなりますが、生後間もない赤ちゃんのうんちはどろりとして大人の下痢便に近いものとなっています。

これは固形物を食べることができず、腸内の環境も整っていないためで、黄色っぽい水分の多いうんちはそれで正常な状態と判断できるでしょう。

しかし便秘がちで腸内に便が長く残るようになると、うんちの色が黒っぽくなったり緑色をするようになります。
ただし生まれて間もない赤ちゃんは外気に体が慣れていないため、便の様子が変化したからといってすぐに不健康になったとは言えません。

健康状態が反映されるようになってくるのはたいだい生後3~4ヶ月くらいからで、母乳やミルクを飲む回数などにより少しずつ便に変化が出てきます。

赤ちゃんの便の回数が少ないときにまず考えられるのは水分不足です。
生後1~2ヶ月のあかちゃんの場合には3~4日うんちがなくてもそれほど心配はないのですが、もし1週間以上も排泄がない場合は便秘を疑った方がよいでしょう。

赤ちゃんの水分不足の場合、母乳を飲む量が足りていないことが原因です。
これは赤ちゃんが自分に適する母乳の分量を把握することができず、知らない間に体内から水分が不足してしまっているということが考えられます。

また、母乳よりもミルクで育てている赤ちゃんの方が比較的便秘になりやすい傾向があると分かっています。

便秘の解消にはお腹のマッサージ

生後間もない赤ちゃんの便秘の場合、まずはしっかり水分をとらせるようにする事を心がけましょう。
お腹が張って苦しそうな場合には、オムツを替える時に「の」の字に優しくマッサージをしてあげると、腸の動きが活性化されて便が出やすくなります。

便が出にくいからと言っていきなり浣腸を使用するのはあまりおすすめできません。
浣腸は腸内にたまった便を強制的に排出させることはできますが、自然に排便できるように腸内環境をよくする効果はないのです。

うんちが出やすくするために、綿棒で肛門の近くをつついてあげるなど、できるだけ自力で排泄することを手伝ってあげましょう。

もし便秘がちな赤ちゃんが極端に哺乳量を減らしたり、頻繁に嘔吐をするようなら、何らかの内臓疾患が起こっている危険があるので早めに小児科を受診しましょう。